2014年07月10日
交通事故にあったら注意する点
交通事故にあわれた多くの方の声を聴いていて、わかったことがあります。
突然の交通事故に逢うと、まず何をやっていいのかが分からなくなってしまうことが多々あるみたいです。
ですので、いつもで確認できる様にブログにアップします(^◇^)
突然の出来事に動揺しないように事前に確認しておきましょう!
本日は台風ですので、お車の運転には気をつけて下さいね☆
■加害者から情報を取得する
事故の現場で、加害者・加害車両に関する情報をできるだけ多く入手します。加害者に関する情報を後日警察に尋ねても、個人情報保護の関係でなかなか教えてくれないことがあります。また、後日被害者の方から加害者に対して連絡を取るのは気が重いものです。現場で加害者から直接聞き出すのが手っ取り早い方法です。加害者から口頭で情報を得るだけでなく、裏付けとなる資料の提供を受けて確認することも重要です。
1.加害者の住所・氏名・生年月日・電話番号
住所・氏名・生年月日は運転免許証の提示を受けて確認します。
2.加害者の勤務先
名刺があればもらっておきます。加害者の仕事に関連して発生した事故であれば、加害者の勤務する会社に対して賠償請求できる場合があります。また、加害者の給料を差し押さえる場合に必要です。
3.加害車両のナンバー・所有者
所有者は自動車検査証(車検証)に記載されています。直接の加害者と所有者が一致しない場合、加害者だけでなく所有者にも賠償請求できる場合があります。
4.加害者側の保険会社
自賠責保険に関しては、自賠責保険証明書(自賠責保険証)を提示してもらって会社名をメモしておきます。自賠責保険会社に対して賠償金を請求(被害者請求)する際に必要となります。会社名は交通事故証明書にも記載されています。
任意保険に関しても、保険証券を持ち合わせていたら提示してもらうなどして会社名を一応確認しておきます。ただし、保険会社の方からすぐに連絡が入るのが普通です。
運転免許証、車検証、自賠責保険証は、いずれも運転時の携帯や車両への備付けが義務付けられており(道路交通法95Ⅰ、道路運送車両法66Ⅰ、自動車損害賠償保障法8)、違反した場合には刑罰が科されます。
■事故状況と目撃者の確認
事故状況を後日できるだけ正確に再現するために、被害者としても可能な範囲で証拠の保全に努めます。実況見分調書もこのような目的のために作成されるものですが、人任せにしないで、できるだけ詳しく事故現場の写真を撮影したり、メモを残しておくと、後日役に立つことがあります。
また、目撃者がいる場合でも、放っておくと警察が来る前に立ち去ってしまうことがあるので、目撃内容・連絡先などを聞き出してメモしておき、できれば警察が到着するまで現場に留まってもらうよう依頼します。
■警察へ連絡する
加害者には事故の報告義務がありますが、加害者がすぐに通報しようとしない場合は、被害者から通報するようにします。警察が現場に駆けつけると、事故状況を確認した上で実況見分調書が作成されますが、これは証拠保全として非常に重要な意味を持ちます。
比較的軽い事故では、警察に通報しない代わりに、やや多目と思われる金額を提示してその場での示談を持ちかける加害者もまれに見られるようですが、このような誘いに乗ってはいけません。日が経つにつれ当初の予想を超えて損害が拡大することがありますし、提示された金額が妥当であるという保証もありません。にもかかわらず、一旦示談をしてしまうと、後日これを覆すことは原則としてできなくなります。また、警察に通報しないと交通事故証明書の発行を受けられず、保険会社から保険金を受取ることもできません。
■医師の診察を受ける
軽い怪我だと思っても、念のため医師の診察を受けておくべきです。自分で病院を選べる状況であれば、十分な設備と経験豊富な医師を備えているか、リハビリに力を入れているか、無理なく通院できるか、スタッフの応対や病院の雰囲気はどうかといった点をチェックした上で決めるとよいでしょう。自分で動くのが難しければ、家族に頼んで見学にも行ってもらっても構いません。入院が必要な場合はこのような時間的余裕がないかもしれませんが、後日転院する際には可能だと思われます。